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快感は感動を呼ぶ

  精力の強い人ほど大きな仕事をする
フランスの生物学者アレキシス・カルルは、その著書「人間-この未知なるもの」の中で、性腺について述べている。
 性腺は人間の生理的な作用や知的活動、そして精神的活動のすべてを増強する強い線だという。
 無気力で、生きているか死んでいるか分からないような人生を送っている人と、闘志に燃え、意欲満々で人生に立ち向かっている人の違いはSEXエネルギーに有る事は明白である。

 歴史に名を残すような人物には色恋沙汰が多い。
「英雄色を好む」の言葉が有るように、アレキサンダー大王、ナポレオンなどや近年歴史を紐解くまでも無く、近くはアメリカ大統領クリントン、日本の橋本首相などもマスコミに取りだたされていることは、周知の事だ。かの毛沢東同志も毎晩女を替えたと伝えられる。革命の陰に女あり。
 これらの人たちの周辺から女性の姿が消えたことは無いし、画家や作家等有名な芸術家には何度も恋愛をくり返して、歳と共に相手が若くなっていき、若さを保とうとするかのようだ。「瘋癲老人日記」などは、その典型とも言えようか。

 ドイツの文豪ゲーテは、若いときからさまざまな女生徒恋愛をくり返している。それは歳をとっても衰えず、65歳のときに30歳の人妻マリアンヌと熱烈な恋愛をして、相手を夢中にさせ、さらに72歳のときに17歳の美少女ウルリーケに恋をしている。このとき結婚まで決意し、婚約している。結婚は実現できなかったが、17歳の少女をも恋人にする魅力を備えていたことは驚異的なことだ。
 ゲーテは優れた文学作品を残すばかりで無く、科学者としても活躍していたのだった。こうした旺盛な創作意欲こそは、恋愛の衝動に駆られたSEXエネルギーそのものであったと考えられる。

 カルルによると、「過度の恋愛が知能の働きを妨害することはよくわかっている」と述べたうえで、「知能を極度に発揮するためには、十分発達した性腺を持つと同時に、性欲のコントロールも必要である」と結論している。
 ゲーテは恋愛によって、SEXエネルギーを刺激しつつ、それを消耗しないで創作へと転化し、創造へと方向転換をさせたのだ。

 暴行事件をおこすような例では、性欲がコントロールできないがゆえに起こす事例であり、酒飲みが酒に飲まれてアル中になるのと同じである。
強い精力も、使い方によっては悪い方向にそれてしまう。SEXエネルギーをコントロールして、利用すれば、その精力は倍増して、成功(性交)をおさめることができるわけだ。

 東洋健身術の本来の目的は、この精力のコントロールにある。秘められた房中術こそが、その神髄なのだ。


そして、 気力・体力・精力を充実させてこそ、日々の生活も仕事もそしてセックスも、 豊で充実したものを手に入れることができると言うもの。
そしてなにより大切なのは、養生としての運動が欠かせない。
さらに、股関節、骨盤底筋、PC筋を鍛えることが早道なのだ。
積極的な身体とこころの休養といった意味でも大事なポイントなのだが、 この養生的運動理論に付いては下記の本店HP「東方健身術中心」にまかせることにする。 ここをクリックすれば本店に行きます。

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