四文字熟語注:あぶないおじさん流解釈

[精力絶倫](せいりょくぜつりん)
精力、倫を絶す。「倫」は、仲間、普通の人、それを超えているという意。「精力」は活力。しかし。今はほとんど、セックスに対する情熱と持続力とをいうことが多い。もともとは心身ともに活力に満ちみちている人のことをいう。特にそういう男性をいう称えた言葉である。そんな男になりたい! うふっ
「春風満面」(しゅんぷうまんめん)
春の風が頬に満(いっ)ぱい。心地よくいい感じ。そよそよと春風が、ほほをなでて過ぎていく。幸福です。I'm vy Happy! こんな気持ちこんな時って人生に何度経験できるでしょうか。恋人ができ、毎日が喜びの連続。世の中で自分が一番最も幸せ!。「秋の雨、顔を打つ」反対を考えてみるとおもしろい。得意満面、喜色満面などとも似ているが、」やはりこの「春風」にはロマンがあって、ニュアンス的に好きだ。そして、”恋の季節”には春がよく似合うね。
「一顧傾城」(いっこけいせい)
ひとたび顧(かえり)みれば、城を傾く。その美しさ故に一国の君主に政治を忘れさせ、一つの城を失わせるほどの絶世の美女、という意。前漢の武帝の臣、李延年は音楽の天才。武帝に「ひとたび顧みれば城を傾け、再び顧みれば国を傾く」とうたい、暗に自分の妹を帝にすすめた。ここから傾城、傾国が美人を言う語になる。日本では傾城は遊女の意味で使われるらしい。しかしそんな美女がいるなら、追いかけてみたい!ね
佳人薄命(かじんはくめい)
花の命は短くて、というが、短いからこそ美しい。美人はとかく、幸いうすきもの、時には短命だ。うちの女房殿はかって、佳人薄命を売りにしていた。その言葉を信じて結婚したのだが、なんといまだ生き長らえておるゆえ、虚言であった。詐欺だ〜
「寵愛一身」(ちょうあいいっしん)
「後宮の佳麗三千人、三千人の寵愛一身に在り」白居易(はくきょい)の”長恨歌”(ちょうごんか)にうたう。後宮、天子の私生活の宮殿、ハレム、そこにはべる三千人の美女。その三千人の美女への天子の寵愛を自分ひとりの身に、独り占めした。それほどの絶世の美女とうたわれた楊貴妃。高貴な人の愛を独占することを言う。この私に愛されるあなたは、楊貴妃にも勝るということですぞ!
「悪事千里」(あくじせんり)
今は、地球の裏側のことさえ、瞬時に伝わる。それもブロードバンドで映像と音声を伴ってリアル。悪事、千里を行く。悪い行いは、たちまち千里のかなたまで伝わる。人間は、人の欠点、失敗を喜ぶ動物。その心理が、千里のかなたまで、人の悪事を次から次えと伝達する。そうしてなお恐ろしいことに到達点においては、出発点の10倍20倍の悪事になっている。以下に身を慎んでも慎み過ぎることはない!今をときめくムネオハウスのお話でした!
「右顧左眄」(うこさべん)
わたしもいつもこういう状態にあり、いつもうろうろとうろたえているのです。右にしようか、左にしようか。「顧」は、後ろを振り返ること。「眄」は、横目で見ること。このように振り返り、横目に見て、人はいつもそうして生きている。時には決断を迫られるものではある。それが人生と言ううもの。 はぁ。。。
しかし、武術太極拳用語で使われる、それは右も左も意識意念をそそぎ、気を配ることとされ、気を張っている状態をいうのですぞ。
「軽佻浮薄」(けいちょうふはく)
軽はずみで、上っ調子。落ち着きがなく言動に重みがない。いつの時代も古い世代のものには、若い人達の新しい風潮などやテレビの娯楽番組などは、まさに「軽佻浮薄」の四文字熟語のためにあるようなもの。なお、「佻」は、落ち着きがないさまをいう。 うわ、私のことを言われているみたいだ!
「鼓舞激励」(こぶげきれい)
「鼓舞」は太鼓を打って舞わせる、転じて、勇気を奮い立たせる。それに更に激励をつけた言葉。失意の人の心を奮い立たせ励ますを言う。叱咤激励というと、大声でしかりつけながら励ますこと。  とにかく、息子よ元気にな〜れ!ってね、あぶないおじさんのためにあるような言葉だ。  ^^;;
「厚顔無恥」(こうがんむち)    
厚には、」丁重とかねんごろなど良い意味のときが多いが、この厚顔は、あつかましい、俗に言えば面の皮が厚いと言う悪い意味。「人に逢えば厚顔多し」(杜甫)実際この世の中にはこの種の人種が多い。恥ずかしいこことをしていてもそれに気が付かないというのが怖い。あぶないおじさんも厚顔無恥と言われていることに気づかないでいるのかもしれない。それでもなおあえて言おう!「睾丸に鞭打つこと」なのだ〜!
「唯我独尊」(ゆいがどくそん)
「天上天下唯我独尊」の略。天上天下、唯我のみ独り尊し。釈尊は誕生のとき、右手で天を、左手で地を指して言ったと伝えられる言葉。天地間に自分より尊いものは無い、の意。なお、唯我独尊は人格の尊さを言うときにも使うが、俗には、うぬぼれて独りいい気になっているたとえを言うことが多い。
なぬ、わたしのことか!? 出展「伝燈録」
「酒池肉林」(しゅちにくりん)
中国では一つの王朝が滅びるとき、不思議なことに決まって悪女が登場する。紀元前1066年、殷王朝滅亡す。このときの王が愛した姫を「膝上」において可愛がった「史記」。王は女性を喜ばすために、酒の池を造り、肉の林を作る。この愛におぼれて王は政道を忘れ滅亡への道を辿る。悪女は怖い!ぞ
「巧言令色」(こうげんれいしょく)
巧みな言葉と美しくやさしい顔つき。孔子は言う「巧言令色、鮮(すくな)し、仁」。巧言令色なる人間には仁者は少ない、そうです。言葉巧みに話し、いつのまにかこちらをその気にさせる。ところが月日が経ってみると、いっぺんの誠意も無かった、と唖然とする。そういう人が私たちの周囲にもいる。1年、2年10年と経てばメッキははがれ、地金が出てくる。 やっぱし純金の無垢ガ一番。タマ金を磨き鍛えることが良いことだと教えてくれているようなもの?
「三面六臂」(さんめんろっぴ)八面六臂ともいう
三つの顔と六つの(うで)。ひとりで何人分もの働きをするのをいう。「臂」はひじではなく腕のこと。肩から手首までの全体をいう。武術用語でもある。
なお、出展では三面は三頭となっている。(法苑珠林
) 千手観音などはどれほどの働きをするものかと、 あぶないおじさんの表紙に使われる所以だ
「自由奔放」(じゆうほんぽう)
一昔前の古い日本人の嫌った言葉の代表みたいなもの。思うままに行動すること。「自由奔放にふるまう」といったところで、この世の中たかが知れている。とはいえ、人間には一面これが必要。とくにあぶないおじさん世代にはお薦めの言葉です!って
「大器晩成」(たいきばんせい)
この言葉の真の意味は、簡単、しかし素は無限の広がりをもっている。老子は、大器は、永遠に完成しない、といっている。この宇宙は、ついにその完成時期は無い、というより、そもそも完成期と言う概念では捉えることができないのです。この語の「晩」はおそい、おくれて、という意味だが、日本語にはあてはめにくい。宇宙人も同じ。人はどこから来てどこにたどり着くのか。「大器」は、そう早急に完成するはずはない。いや完成などと言うみみっちい観念で物事を考えてよいものか。でも、不遇の人にはこんなに自分を励ましてくれる言葉は他にあるか!(老子) あぶないおじさんもこの言葉に励まされるの
「朝令暮改」(ちょうれい ぼかい)
朝命令を出して、夕方にはそれを改める。命令や法律、規約などが、たびたび変更されてあてにならないこと。 (出典)『漢書』
ちかごろは、「朝令朝改」をものともしないとか(?)
「巧遅拙速」(こうち せっそく)
「巧遅は拙速に如(し)かず」といい上手で遅いよりも、下手でも速い方がいいということ。スピードと能率主義の現代には、ぴったりの成句。孫子の兵法のひとつ。出典『孫子』作戦
決してこのホームページの出来映えのことではありません!
運否天賦(うんぷてんぷ)
人の運、不運は天が定める。開き直って成り行きにまかせること。
偕老同穴(かいろうどうけつ)
夫婦がともに長生きして、死後同じ墓に葬られること。眩まじく幸せな夫婦の契りという。〔詩経〕
明鏡止水(めいきょうしすい)
きれいに磨かれた鏡と澄んだ水。心にくもりがなく澄んだ心境のたとえ。〔荘子〕
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
薪(まき)のよ?寝て、苦い胆(きも)をなめる。復讐の志を抱いて多年、艱難辛苦を重ねること。〔十八史略〕
面壁九年(めんぺきくねん)
昔、達磨大師(だるまたいし)が、中国小林寺で壁に聞いて9年間座禅を続け悟りを開いたという故事。何事も忍耐強くやればできるということ。
乾坤一擲(けんこんいってき)
乾は天、坤は地。天地を一度に投げ出す意味。のるかそるか、一か八かの気持ちを表す。〔韓愈〕
温故知新(おんこちしん)
故きを温ねて新しきを知る。過去の事実を研究して新しい知識や見解を聞く。伝統を重んじ、その上で新しく現在を認識することをいう。〔論詰〕
飛耳長目(ひじちょうもく)
遠くのことをよく聞くことのできる耳と、よく見ることのできる目。転じて物事の観察が鋭敏で精通することをいう。書物のことをいう場合もある。〔管子〕
曲学阿世(きょくがくあせい)
学問の真実を曲げて、風潮や俗倫におもねり、人気や権力に迎合すること。〔史記〕
夏炉冬扇(かろとうせん)
夏のストーブ、冬の扇は役に立たない。時期はずれで無用のものの例え。また、役に立たない才能や技芸のことをいう。
不借身命(ふじゃくしんみょう)
正方のために命を惜しまず尽くすこと。戦時中はよく用いられた。貴ノ花も横綱就任に際し挨拶に用いた。〔法華経〕
このほかにも、四文字熟語はたくさんありますが、日常よく使われるおなじみの熟語を次にあげておきます。 十人十色、頭寒足熱、一攫千金、一蓮托生、呉越同舟、切磋琢磨、大器晩成、多士済々、我田引水、単刀直入、以心伝心、関目八目、五里霧中、油断大敵、金科玉条