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三、分解動作の説明 第一段 予備式 両足をそろえて自然に直立し、下顎をわずかに引き頭の頂きを釣り上げるようにし、首を真直ぐにする。肩を放松(ファンソン/ゆるめる)し両腕は自然に身体の両側に垂らしておく。呼吸は自然に行い目は前方を平視し、表情を自然にする。口は軽く閉じて注意力を集中する。このようにして1分間立ち、この時雑念を排除し注意力を拳法を練習することに集中し、練習開始の準備をする。(図1) (一)起勢 1:両脚開立 身体の重心を右足に移し、右足全部で身体の重心を支えたら、左足の踵、つま先とゆっくり地面から約5・ほど離し、左横に向け半歩踏み出し、つま先、踵と順を追って地面におろし両足を平行に開いて立つ。重心はゆっくりと両足の間に移していき、目は前方を平視する。(図2) 2:両(?)前挙 両腕をゆっくり前上方に挙げて行き、肩と同じ高さにする。両腕の幅は肩と同じ幅で手の平は下に向ける。目は前方を見る平視する。(図3) 3:屈膝按掌 上体は正しくまっすぐに保持して両足は膝を曲げ下にさげる。同時に両掌を腹の前におろし、押える。眼は前方を平視する。(図4) 要点;・両肩は下に沈め、両肘はゆるめて垂らし指は自然にわずかにゆるめる。 ・膝を曲げ腰をゆるめ、臀部を引っ込める。からだの重心は両足の中間に落ちるようにする。 ・両腕をおろすのと身体を下げる動作は協調、一致させる。 ・呼吸は自然に行う。 (二)左右野馬分鬣 1:収脚抱球 上体をわずかに右の回し、身体の重心をゆっくり右足に移し、右足で身体の重心を支える。同時に右手は右、上、左の弧を描きながら、右腕は胸の前で曲げ、手の平は下を向く。左手は下右へ弧を描いて右腹の前に置き、手の平は上を向く。両手の手の平は斜めに相対し、両腕は球を抱えた状態を示す。同時に左足を持ち上げ右足の内側に寄せつま先を地面につけて左丁歩となる。眼は右手を見る。(図5) 2:転体万歩 前式を土台として身体をゆっくり左に30度まわす。身体をまわすと同時に左足を左前方に一歩踏み出し、踵から地面につける。左前方を見る。(図6、7) (三)弓歩 分手 前式を土台として右脚はつま先を軸として踵を外向きに捻り出す。右足をわずかに曲げて身体の重心をゆっくり前に移し右足を伸ばしていく。左足の足の裏を地に降ろし踏みしめ、左足の膝を曲げ左弓歩 となる。同時に上体は続けてわずかに左に回し、両腕を合わせた後ゆっくりと左上と右下に分けて開いて行く。左手は左前方に置き、手の平は斜め上を向き、指先は斜め上に向け、眼と同じ高さにする。右手は右股関節の傍らにおろし、手の平は下を向き、指先は前に向け、眼は左手を見る。(図8)以上の動作を左野馬分鬣とする。 要点: 上体はゆるめ、正しくまっすぐにして股関節を沈め後ろ足はわずかに曲げるようにして伸ばし切ってはならない。呼吸は自然に行い、頭は正しくまっすぐにして眼は左手を見る。 (四)後坐翅脚 前式を土台として上体はゆっくり後方に下げて身体の重心を右足に移し、膝を曲げて身体の重心を支える。左膝はわずかに曲げ左足のつま先を起こす。眼は左手を見る。(図9) 5、収脚抱球 重心を後ろに移し、左足のつま先を起こした後、動を止めずに身体を左にまわし、左足のつま先を左に約40度開いて重心を前に移し左足を踏み出し、左足は膝を曲げ前に彎曲させる。身体の重心をふたたび左足へ移し、同時に左手を翻して下に向け左腕は胸前に平らにして曲げ、右手は左に向かって弧を描いて左手の下に来る。両手の手の平は相対し、球を抱えた(抱球)の状態になり、右足はそれにしたがい、左足の内側に寄せつま先を地面につける。眼は左手をみる。(図10、11) 6、転体万歩 身体をゆっくり右に向け回し、右足を右前方に向けて一歩踏み出し踵を地面につける。眼は左手を見る。(図12) 7、弓歩分手 前式を土台として左足は伸ばして右足は膝をまげて前に彎曲させて右弓歩となる。同時に上体を右に回し両手は身体をまわすに従い、上下にわずかに合わせた後ゆっくり右上と左下に分けて開いて行く。右手は右前方に置き、手のひらは上を向き、指先は斜め上に向け、眼と同じ高さにして肘をわずかに曲げる。左手は左股関節の傍らにおろし、肘をわずかにまげ、手のひらは下に向け、指先は前方を向く。眼は右手を見る。(図13) 要点: 上の4、5、6、7の分解動作を右野馬分鬣 とし、要点は左野馬分鬣と同じであるが、動作が逆になる。 8、後坐翅脚 動作は分解動作4と同じなので省略する。(図14) 9、収脚抱球 動作は分解動作5と同じなので省略する。(図15、16) 10、、転体万歩 動作は分解動作6と同じなので省略する。(図17) 11、弓歩分手 動作は分解動作7と同じなので省略する。(図18) 上の8、9、10、11の分解動作を左野馬分鬣とする。 要点: ・野馬分鬣は全部で3回繰り返し、一回目の左野馬分鬣 のときに、後ろ足のつま先を軸とし踵を外に向け捻り、足の位置を調整する事に注意しなければならない。 ・上体はゆるめて、正しくまっすぐにすることが必要で前に傾いたり、後ろに仰向いてはならない。 ・後坐翅脚、収脚抱球、弓歩分手のときは上と下の動作は協調、一致させなければならない。 ・進歩の時は、まず股関節が進まなければならず、両足は虚実(この場合は重心)をはっきりと分ける。 (三)白鶴亮翅 1:げん(?)歩抱球 上体をわずかに左にまわし、左手は翻して下を向き、左腕は胸前で平らにして曲げ、身体の重心は前に移し、左足へかけて左足は膝を曲げて身体を支えて右足は前に半歩寄り足をしてつま先を左足の後ろ約20・の所におろす。同時に右手は左、前、上と弧を描いて腹前に至り、手の平は上に向け、げん歩前抱球(寄り足をして前で球を抱える)の式になる。目は左手を見る。 2:後坐転体 前の動作から止まらず、上体は後方に下げ、右足のかかとを地面におろして右足の足の裏を地面につけ、身体の重心を右足に移し膝を曲げおとす。その後上体を右にまわし顔を右前方に向け、同時に両手を上下にわずかに合わせて身体を右にまわすに従って両腕を右上に向け弧を描いて右肩の前に挙げる。眼は右手の方を見る。(図20) 3:虚歩 分手 前の動作から止まらず、身体を再び左に回し顔を前方(前進する方向)に向けて、両手は身体をまわすに従い、ゆっくりと右手を右上、左手を左下に分けて開いて行き、両腕はわずかに曲げて右手は続けて右上に弧を描いて右前上方に挙げる。手のひらは左に向け、指先は頭より少し高くする。左手は下、左に弧を描いて左股関節の傍ら30・の所におろす。手のひらは下に向け、指先は前を向く。眼は前方を見る。(図21) 要点:動作が決まった(定型)時、上体はゆるめ、正しくまっすぐにして胸はぴんと張らずに臀部を突き出さない。身体を左右にまわし両腕を孤形のラインで動かす時は協調して順調にうまく運ばなければならない。眼は動作にしたがい、まず右前方を見てそれから前方を平視する。 (四)左右楼膝拗歩 1:転体(??) 身体をわずかに左に回し、再び右に回して同時に右手は前、下に回して右股関節の傍らにおろし、手のひらは斜め上の方に向ける。左手は左下から上、右へ弧を描いて左肩の前へと回す。眼は左手を見る。(図22,23) 2:収脚挙(?) 身体を続けて右に回し左足を右足内側に寄せてつま先を地につけて同時に身体を回すにしたがって右手を続けて右後方上に弧を描いて挙げ、耳と同じ高さにして手の平を斜め上に向ける。左手は続けて右に弧を描き、腕をまげて右胸前にもってくる。手のひらは下に向け、眼は右手の方を見る。(図24) 3:弓歩 楼推 上体を左に回し左足を左前方に向かって踏み出し、まず踵を地面につけ、その後重心をしだいに左足に移して左弓歩 になる。重心を移すと同時に左膝を経て前をはらって左股関節の傍らにおろす。手のひらは下を向き、指先は前に向ける。右手は内旋し、手の平を前に向け右の耳の傍らを経て、右肩の前方に向かって推しだす。手のひらは前に向け、指先は上を向き、手は鼻と同じ高さにする。眼は右手の方向を見る。(図25,26) 以上を楼膝拗歩とする。 4:後坐転体 右足はゆっくりと膝を曲げ、上体は後方へ下げて身体の重心は右足へ移し、左足のつま先を起こし、外に40度ほど開く。右前腕はわずかに戻す。少し外旋させて、手のひらは左前方に向ける。左手は身体を回すに従って、弧を描いてわずかに外に開く。眼は前の手を見る。(図27) 5:収脚挙(?) 身体を左に回し、重心をゆっくりと左足に移して左足は膝を曲げて身体を支えて、右足は左足の内側に寄せて丁歩となる。同時に左手を後ろ、左、上に弧を描いて左側に挙げ、手の平を斜め上に向け 指先は目と同じ高さにする。右腕は胸の前にて曲げ右手の手の平は斜め下に向ける。目は左手を見る。(図28) 6:弓歩 楼推 動作は分解動作と同じで、ただ動作が対称で左右逆であることから、説明は省く。(図29.30) 7:後移転体 動作は分解動作4と同じ(4は後座転体)で、ただ動作が対称で左右逆です。説明は省く。(図31) 8:収脚挙(?) 動作は分解動作5と同じで、左右が対称となることから、説明は省く。(図32) 9:弓歩楼推 動作は分解動作3と同じなので、説明は省略。(図33,34) 要点:楼膝拗歩で弓歩 になる時、両足の踵の横幅は約30・くらい(肩幅と同じくらい)で掌で推すときには肩を沈めて肘を落とし(沈肩垂肘)、手首をおこし、掌をゆるめ、同時に腰をゆるめ、足を弓歩 にすることとの協調、一致を心掛けなければならない。 (五)手揮琵琶 1:げん歩伸(?) 重心をゆっくり左足に移して右足を前に半歩寄り足してつま先を左足の内側後方約20・のところに下し、同時に重心が前に移るに従って右手を前に向けて伸ばす。目は右手の方向を見る。(図35) 2:虚歩 挙手 上体は後方に下げ、右足の足の裏全部を地面につけ、重心は全部右足に移オて、膝を曲げてわずかに下げ、左足を持ち上げ前に向けて踏み出し踵を地面につけて左虚歩 となる。同時に左手を左、上、右と弧を描いて身体の左前方の側に挙げ、指先は鼻と同じ高さにし、手の平は右前に向けて、指先は前上方に向ける。右手は左肘の内側に戻してきて、手の平は左に向ける。目は左手を見る。(図36,37) 要点: ・げん歩(寄り足)して虚歩 になる時、膝関節はわずかに曲げ、身体は平穏にしなければならない。 ・げん歩のとき、右手は足にしたがって前に伸ばす。身体を後方に下げる時、両手の動作はわずかに孤形の動になる。虚歩になる時、両腕は互いに合わせ協調、一致させなければならない。 第一段 提示 第一段の中には全部で5つの動作があり、どのように記憶するかというとそれなりに規則がある。一つの起式で次に三、半、三、半というように、つまり起式、野馬分鬣(3歩)、げん、白鶴亮翅(半歩)、上、楼膝拗歩(3歩)、げん、手揮琵琶(半歩)と規則正しくつながるので覚えやすい。 練習中に於いては上体をゆるめ正しくまっすぐにし、下肢は虚実(重心)を転換し、軽やかに、落ち着いていなければならなない。身法は腰を中心として運用していき、左右に身体を回すのは緩慢で柔活にしなければならない。歩法 には上歩、げん歩があり、動作の時、上歩はまず踵からおろし、その後重心を前に移し足の裏全体で地面を踏み締め、虚と実があり、軽やかで、やわらかく、ゆるやかという運動特点を体現していかなければならない。この段の動作の時、運動速度は緩慢で平均化して連続して行かなければならない。重心は平穏で上体と下肢の動きは協調、一致させなければならない。定式のとき、目は手が主に攻めている方向を注視し呼吸は均等にゆるやかで自然に行わなければならない。 第二段 (六)左右倒卷ゴン? 1:転体平挙 身体をわずかに右に回し、右手は腹の前を経て外旋させ、手の平は上にして、右後方上に向けて弧を描くように横へ平らに挙げ、腕はわずかに曲げ、手首は肩と同じ高さにして指先は斜め上を向き、目は右手を見る。右手が弧を描いて右側にあがる時、左手は手の平を外旋させて上に反し、同時に上体をわずかに左に回す。目は身体の動きにしたがって左手の方向を見る。(図38,39) 2:堤膝屈肘 左足の膝を曲げてゆっくりと持ち上げ、同時に右腕は肘を曲げ右の耳の傍らにもってきて、手の平を反して前を向く。目はやはり左手の方向を見る。(図40) 3:退歩推掌 前の動作から止まらず左足は左後方に一歩退き、つま先から先に地面につけ、その後足の裏全部で踏み締め、重心をゆっくり左足に移し、膝を曲げてわずかに下げ、右虚歩 となる。右手は前に向けて推しだし、手の平は斜め下に向ける。左腕は肘を曲げ左手を左股関節の傍らへ戻して行き、手の平は上に向ける。同時に身体をわずかに左に回し、左足は身体を回すに従い、つま先を軸として捻って調整して、目は右手の方向を見る。(図41)以上の分解動作を左倒卷ゴン?とする。 4:転体平挙 からだをゆっくり左に回し、左手は股関節の傍らに左前方、上に向けて弧を描いて平らに挙げ、腕はわずかに曲げ、手首と肩は同じ高さにし指先は斜め上を向き、目は左手を見る。左手は弧を描いて左横へあげる時、右手は外旋させ、手の平は上に反し、同時に上体をわずかに右にまわし、目は身体の動にしたがって右手の方向を見る。(図42) 5:堤膝屈肘 動作は分解動作2と同じで、ただ動作が対象で左右逆です(図43)。 6:退歩推掌 動作は分解動作3と同じで、ただ動作が対象で左右逆です(図44)。 7:転体平挙 動作は分解動作4と同じで、ただ動作が対象で左右逆です(図45)。 8:堤膝屈肘 動作は分解動作2と同じです(図46)。 9:退歩推掌 動作は分解動作3と同じ(図47)。 10:転体平挙 動作は分解動作4と同じです(図48) 11:堤膝屈肘 動作は分解動作2と同じで、ただ動作が対象で左右逆です(図49)。 12:退歩推掌 動作は分解動作3と同じで、ただ動作が対象で左右逆です(図50)。 要点: ・両腕は横と前に挙げる方角を強調しなければならず、右前方(又は左前方)の方向に対して腕はわずかに曲げ手首は肩と同じ高さにしなければなりません。 ・肘を曲げるのと前脚の膝を持ち上げるのは同時にしなければなりません。 ・前脚を斜め後方に弧を描いて地面に降ろした後、身体の重心をゆっくり後ろへ移すのと手を戻して行くのと、手を押し出す動作はすべて同時に行います。 ・退歩の時、身体の重心は平穏にしなければならず、高くなったり、低くなったりしてはなりません。同時に前脚は身体を廻すのに従ってつま先を軸として捻り、真直ぐ(正面に)にします。 ・目は身体を廻すに従い、まず右(または左)の方向を見て再び転じて前の手を見ます。 (七)左欖雀尾 1:転体収抱 身体を廻し、その後左足つま先を軸として右に捻り、同時に右手を身体を廻すのに従って上、左に弧を描き右胸前にて腕を曲げ、手のひらを下に向けます。左手は下から右に弧を描いて右の腹の前に至り、手のひらは上に向けます。同時に左足を右足の内側に寄せ左足のつま先を地面に付け左丁歩抱球の式となります。目は右手を見ます(図51,52,53)。 2:弓歩棚臀 身体はわづかに左に廻し、左足を左前方に向け踏み出し踵から地面につけ、その後重心を左足に移して左弓歩となります。右足は自然に伸ばし拡げます。重心を移すと同時に左腕は曲げて左前方へ張り出し、前腕は胸の前で横にして孤形を描き手のひらは内に向けます。右手は下に向けて弧を描き右股関節の傍らに降ろします。手のひらは下に向け、指先は前に向けます。目は左の前腕を見ます(図54,55)。 要点: ・右に転身(身体を廻す)した後、左足を寄せ丁歩となるのと右抱球(ボールを抱える動作)は同時にしなければならず、上体はゆるめて正しく真直ぐに保持しなければなりません。前に傾いたり、臀部を出してはいけません。 ・棚(手遍)(張り出す動作)の時、両腕は前後に平均した孤形を保持します。手を分ける動作と股関節をゆるめ沈めて弓歩になるのは協調、一致させなければなりません。 3:転体伸臀 身体はわずかに左に廻して重心を少し前に移し、左手をすぐさま前に伸ばし、手のひらを翻して下に向け、同時に右手は腹の前を経て外旋させ、手のひらは廻して上に向け、前に伸ばして左の前腕の下に至る。両手の手のひらは斜めに相対して目は左手の方向を見ます(ず56)。 4:転体後将 前の動作から止まらず、上体を右に廻して身体の重心はゆっくり後方に移して右足に至り、曲げて下げます。同時に両手を下、右に向かい、腹の前を経て右後方上に引っ張り(将)、右手は弧を描いて右前方上に至った時、腕を外旋させ手のひらを斜め上に向け、手首は肩と同じ高さにします。左手は下に向けて弧を描いて左腕は胸の前で平らに曲げて指は右横に向けます。手のひらは後ろに向きます。目は右手を見ます(図57) 要点: ・前脚を伸ばし、後ろ足を曲げるのと両手を弧を描いて斜め後ろに引っ張るのはゆっくりと強調して一致させます。 ・上半身はゆっくり右に廻し、身法によって腕を持ってくるように協調して動きます。 ・目は手の動きに従って見ます。 5:弓歩 前済(てへん) 身体をわずかに左に廻し、右腕は肘を曲げ右手は左手の手首の内側に内旋させて付けます。手のひらは前に向け両方の手首を互いに組んで十字手となり、胸と同じ高さにします。その後上体を続けて左に廻し、重心をゆっくり前に移して左弓歩となります。同時に両手を前に推し(済)、右手の手のひらは前に、左手の手のひらは後ろに向けます。目は左手の部分を見ます(図58,59) 要点: ・重心を移して弓歩になるのと、両手を組んで十字手として前に推す(済)のは協調しし、一致させます。 ・両腕は孤形を示し、左手の前腕の外側をもって両手の合力を前方へ平らに推していきます(済) ・上体はやはりゆるめて正しくまっすぐに保持します。 6:後坐収手 重心を続けてわずかに前に移し、両腕を前に伸ばし、両手の手のひらを下に反してから左右に分けて肩と同じ高さに挙げ前方に平らにします。この後、重心を後ろに移して右足に至り、膝を曲げて下に下げます。左足はわずかに曲げつま先を起こし、同時に両手は肘を曲げ、胸の前まで戻します。目は前方を見ます(図60,61) 7:弓歩 按掌 前の動作から止まらず、両手をゆっくり下に向け、腹の前で押え(按)、その後重心をを前に移し、左足は膝を曲げ前方に彎曲させて左弓歩となります。同時に腹の前から上、前に向け推し出して(推按)、両腕はわずかに曲げ手首は肩と同じ高さにします。目は前方を平視します(図62,63)。 要点: ・両腕を曲げ胸の前を経て腹の前に戻してくるのと右足の膝を曲げ後方に下げ、左足を伸ばしてつま先を起こすのは協調して一致させなければなりません。 ・身体の重心を前に移して弓歩になるのと両手をゆっくり前方上に推し出す(推按)のは協調、一致させます。 ・身体の重心を前に移したり、後ろに下げたりする時は上体をゆるめ正しくまっすぐに、しかも平均して保持しなければなりません。前に傾いたり、後ろに仰向いたり、臀部を突き出してはいけません。 以上の分解動作を左欖雀尾とし、これには棚(弓歩棚臀?)、将(転体後将)、按(後坐収手、弓歩按掌)の四種類の撃法(技術)を含んでいます。 (八)右欖雀尾 1:転体釦(手偏?)脚 身体を後方へ下げて右に廻し、身体の重心を右脚に移し、左足のつま先を起こして内側に入れ、右手は右へ向け平行に弧を描いて右側に至り、手のひらは外に向けます。目は右手を見ます(図64,65)。 2:収脚抱球 身体の重心を再び左足に移し、右足は左足の内側に寄せつま先を地面につけて丁歩となります。同時に右手はした、左へ弧を描き、左腹の前に至り、外旋させ手のひらを上に向けます。左腕は左胸の前にて曲げて両手の手のひらは上下に相対し、球を抱えた状態になりワす。目は左手を見ます(図66,67)。 要点:脚を寄せて丁歩になるのと両手で抱える動作は協調し一致させます。上体はゆるめ正しくまっすぐに保持します。 3:弓歩 棚(??) (七)左欖雀尾の分解動作2と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図68,69)。 4:転体伸(?) (七)左欖雀尾の分解動作3と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図68,69)。 5:転体後将 (七)左欖雀尾の分解動作4と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図71)。 6:弓歩 前済(てへん) (七)左欖雀尾の分解動作5と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図72,73)。 7:後坐収手 (七)左欖雀尾の分解動作6と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図74,75)。 8:弓歩按掌 (七)左欖雀尾の分解動作7と同じで、ただ左右対称で方向が逆になります(図76,77)。 以上の分解動作を右欖雀尾とし、要点は皆左欖雀尾と同じなので文章で記述することは省きます。 (九)単鞭 1、転体釦脚 上体を後方に下げ、身体と重心をゆっくり後ろに移して左足に至り、膝を曲げてわずかに下げます。右膝は自然に伸ばし、右足のつま先を起こして内側に入れます。同時に上体を左に廻し、左手の手のひらは外に向け、上、顔の前を経て左に向け弧を描いて左腕を平らに挙げて行きます。右手は弧を描いて腹の前を経て左の月力骨?の前に至ります。手のひらは後方上に向け、指先は斜め上に向け、腕をわづかに曲げます。目は左手を見ます(図78,79)。 2、丁歩勾手 身体の重心をゆっくり右足に移し、右膝を曲げわずかに下げて左足はまっすぐ伸ばします。身体を右に廻して、それに従い右手は続けて上に向け左胸の前、顔の前を経て弧を描いて右前方に至り、内旋させます。手のひらは外に向け指先は斜め上に向けて手首は肩と平行にし、肘はわずかに曲げます。同時に左手は手のひらを下に向け、下、右に向けて腹の前を経て弧を描いて右肘の内側にきます。手のひらは後方に向けて指先は右を向きます。左手が弧を描いて右手の肘の内側に至る時、左足を右足の内側に寄せつま先を地面につけ丁歩となります。同時に右手を勾手となり指先は下に向けます。目は右手をみます(図80,81)。 3、弓歩推掌 身体をわずかに左に廻し、左足は左前横に一歩踏み出し、踵を地面に付けます。その後右足の踵を捻って重心をゆっくり左足に向けて移し膝を曲げ前方に彎曲させ左弓歩となります。重心を移すと同時に左手は上に向け顔の前を経て左へ向けて弧を描いて左前方に至った時、左腕を内旋させ手のひらを翻して外に向け、同時に前に向けて推し出します。指先は斜め上に向け、目と同じ高さにします。目は左手を見ます(図82,83) 要点: ・重心を左、右に移動して変換する時は緩慢に上体の動きと協調一致させます。 ・上体はゆるめて身体を廻して両腕を導き、身体の前で上下で弧を描いて動かす時は、協同し柔順にします。 ・単鞭の架式になる時、肩を沈めて肘を落し(沈肩垂肘)、左手は手首を起こして指をゆるめて開かなければなりません。腰をゆるめ(松腰)、股関節を沈めます(沈袴)。上体は中心を正しく(中正)保持します。 | ||
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さあ、がんばって次ぎに進もう! 第二節は次ページですがまだ製作中です、暫くお待ち下さい。^:^;;。 | ||
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